在宅支援センター甲州ケア・ホームは、1988年(昭和63年)に開設された、介護老人保健施設と在宅サービスを統合した総合的な在宅支援施設です。
利用者の皆さまの尊厳を守ることを第一に考えながら、生活機能の維持向上を図り、安心して自立した生活が続けられるよう支援することを基本理念としております。
当施設は超強化型老健施設の認証を受けており、高いレベルの在宅復帰・在宅療養支援機能を提供しています。また、「KAIの国やまなし魅力ある介護事業所認証評価制度」の認証も受けています。山梨県内に30か所ある介護老人保健施設のうち、この認証を受けているのは2か所であり、当施設の取り組みが評価されています。内部監査体制の強化や事業の質向上に向けた取り組みも積極的に進めています。
今年度の方針として、在宅サービスとの連携によるチームケア体制の強化、認知症ケアおよび看取り支援の拡充を掲げております。また、人材確保に関する多角的な施策や、ICT(情報通信技術)活用による業務効率化、継続的なスタッフ教育にも取り組んでおります。優秀な人材が効率的にケアに携わることで、利用者の皆さまの生活がより良いものになると確信しております。皆様のご協力を引き続きお願い申し上げます。
施設長 小林 史和