当施設は、1988年(昭和63年)山梨県初の介護老人保健施設として開設されました。介護老人保健施設は、高齢者の自立支援を促し家庭への復帰を目指すために、医師、看護、介護、リハビリテーション、社会福祉士、管理栄養士などのスタッフによる総合的なサービス提供をする施設です。
超強化型老健施設として在宅復帰機能を機能強化するとともに、全国老人保健施設協会の実地研修施設にも指定され研修生の受け入れをしています。在宅復帰支援やリハビリテーションの研修施設として認定され、コロナ禍であってもWeb研修を受け入れ、人材育成、DXをさらに進歩させています。また、制度改定にいち早く対応するとともに更なるケアの質の改善を進めています。
在宅サービスは「選択と集中」の目標から「医療と介護と地域の連携」に目標を変更し、構造改革から地域連携を重視した事業展開を実施することにより、在宅で生活する限界が高まることが期待され、地域包括ケアの実践がさらに進化されることが期待されます。
これからも「心をこめ保健・医療・福祉で地域に貢献」の法人理念のもと、地域に根差し開かれた施設として皆さまが地域で安心・安全に暮らせることが出来ますようにお手伝いさせていただければ幸甚であります。
施設長 佐藤 吉沖