待機状況
特養の待機状況について
一般的に特別養護老人ホームに入居するには2~3年間は待たなくてはならないといわれています。確かに申し込んで即入居できるわけではありませんが、以下のような事情により、おひとりおひとり入居までの期間が異なりますので、参考にしてください。
①多床室(大部屋)に比べユニット型個室の方が比較的早く入居できる場合が多いです。
これはユニット型個室の利用料が、多床室に比べて高いため希望者が少なくなる傾向にあるからです。
②多床室の場合は性別により入居順序が逆転する場合があります。
③特別養護老人ホームに入居できるのは原則要介護3以上の方です。
原則として申し込み順により入居していただきますが、諸事情により優先して入居する必要がある場合は、所定の申込書によりお申し込みいただき、第三者を交えた判定会の審議により優先入居の可否を判断します。詳しくは相談員にお問い合せ下さい。
④要介護2以下の方で下記の要件に該当する場合、所定の審査を経たうえで特例入居できる場合があります。詳しくは相談員にお問い合せ下さい。
1.認知症であることにより日常生活に支障を来す症状・行動が見られる。(認知症の日常生活自立度Ⅲ以上の方)
2.知的障害・精神障害等を伴い、日常生活に支障を来す症状・行動が見られる。
3.深刻な虐待が疑われる等により、心身の安全・安心の確保が困難な状態である。
4.単身世帯・同居家族が高齢又は病弱である等により支援が見込めず、かつ、代替えしうる介護サービス等が不十分である。
⑤申し込み後に介護度が変動した場合(特に要介護1、2から要介護3以上になった場合)は、待機順位が変動することがありますので、すみやかにお知らせください。