看護師(病院):先輩職員の声

2016年7月入職(山梨県立大卒)

 リハビリテーション病院での看護師の大きな役割の一つが、患者さんのその後の人生の選択肢を広げるお手伝いをすることにあると思います。患者さんの24時間を共に過ごし、その方の望む生き方を実現するには何が必要か、どうしたら達成されるのか、多職種間で毎日繰り返し検討していきます。一番のやりがいは、患者さんの回復に気付いたときです。嬉しくなって声をかけたときに、その方も本当に嬉しそうに「できるようになったのよ」とお返事をしてくださるときはこの上なく幸せな気持ちになれます。
 私は急性期病院での経験を経て当院に入職しました。だからこそ最初はその病院の特性の違いに戸惑うこともありましたが、現在は患者さんの『人生』をみることのできるこの病院でリハビリテーション看護を行っていてよかったと心から思います。

2022年4月入職(健康科学大学卒)

 今年1年間、多くの人に支えていただきながら成長することができたと感じます。入職してから、毎日がはじめてのことばかりで分からない事や、不安な事が多くありましたが、スタッフの皆さんが丁寧に指導をしてくださり楽しく仕事を覚え働くことができました。
 院内研修もあり、基本的な知識を学ぶことができました。他職種と合同での学習会では、それぞれの職種の視点からの介助方法を知ることができ学びに繋がりました。
 リハビリテーション看護は、患者さんとの時間を多く共有できるところが魅力の1つであると感じます。地域や在宅復帰にむけての入院生活の中で、患者さんの1日の様子を1番近くで理解できるのは看護師です。他職種と連携しリハビリの時間にできたことを、病棟で繰り返し練習し生活動作として習慣化していく事や、患者さんやご家族の想いに寄り添い一緒に生活を考える事がリハビリテーション看護の魅力であり大切なことであると日々感じています。

2018年4月入職(山梨県立大学卒)

 新卒で当院に入職し、回復期病棟を経て、現在は訪問看護に配属されています。回復期病棟では、病院から在宅に帰るために、リハビリに臨む患者さんのサポートをさせていただきました。急性期病院で治療を終えた後も、障害を抱えた状態で在宅生活を再開することは簡単なことではありません。進行性難病の患者さんは予後を見据えた生活を想像していかなくてなりません。看護師として療養の視点で患者さんと向き合い、多職種連携をすることで、患者さんやそれを支えるご家族が安心して退院できるように支援してきました。
 そして、今は訪問看護師として実際に在宅療養をしている患者さん、ご家族に携わっています。病棟看護師の時には目を向けられなかった視点に気付かされる日々です。この経験は今後、病棟配属に戻った時に大きな糧となります。当院は法人内で病院、訪問看護、老健施設等へ異動できる点が特色です。患者さんを違った視点から看ることは、自分自身の看護観に磨きをかけることができます。
 患者さん一人一人と向き合いたい、在宅の場にも興味がある、そんな方には是非お勧めしたい職場です。一緒に臨床の場で働けることを楽しみにしています。

スタッフの主な出身校

 帝京山梨看護専門学校 / 甲府看護専門学校 / 山梨県立看護大学(山梨県立大学) / 山梨大学 / 共立高等看護学院 / 健康科学大学 等

看護学生 臨地実習受入

 老年看護の臨地実習病院として、後輩の育成という視点で積極的に関わり、リハビリテーション看護の魅力を伝えられる指導を目指しています。