回復期リハビリテーション病棟とは

「回復期リハビリテーション病棟」とは、発症又は手術後から2ヵ月以内の脳血管疾患、大腿骨頚部骨折等の方、これらに準ずる方に対して集中的なリハビリテーションの実施により、家庭・社会復帰を目指す病棟です。

 

「回復期」とは、急性期病院での治療が終わった後の、自然回復や集中的なリハビリテーションにより、身体の機能や日常生活動作(ADL)の改善が見込まれる時期のことを指します。

脳卒中を例にとると、生命を救うことが急性期病棟の役割であり、これに対して、患者さんが希望する生活が送れるように集中してリハビリテーションを行うことが、回復期リハビリテーション病棟の役割になります。
家庭・社会復帰を目指して訓練を行いますので、訓練室でのリハビリだけでなく入院生活そのものがリハビリとなります。

リハビリテーションの内容は、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等の専門スタッフがチームとなってリハビリテーションプログラムを作成し、これに基づいて集中的にリハビリテーションが実施されます。

当院では、1回20分を1単位として、1人最大9単位(3時間)までリハビリを行うことができます。
また、土・日・祝日にもリハビリを行う365日リハビリテーションサービスを提供しています。