ここで働こうと思った決め手は何ですか?

管理栄養士Tさん、Sさん
担当病院・老健(入所)の栄養担当として、患者さん・利用者さんの栄養管理および給食管理を担当しています。
POINT
病院:回復期は入院期間が長く患者さん一人ひとりと長い期間、密に関わることができるため。在宅復帰を目指しリハビリを行う患者さんを食事で支えたいと思ったから。
施設:在宅サービスや入所・通所サービスがある施設と回復期リハ病院が併設されているグループ。各場所、利用者様や患者様への支援でさまざまなことを学べる環境であると思ったから。また居宅療養管理指導を実施しており、施設や病院だけではなく訪問栄養指導も行っていたので、幅広く管理栄養士の業務を学ぶことが出来ると感じたため。
働く上でのやりがいを教えてください
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01
利用者様について、多職種と情報共有をしたり、日々の関わりで些細な変化に気づき、早期に対応やより良い方法を多職種に提案したりするときに感じる。
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02
調理・おやつレクレーションを多職種と相談して行ったり、祭り・食事イベント(わくわくメニュー)の年間計画を立てたり、イベントを実施した際に利用者様にとても喜ばれるお言葉を頂けたとき。
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03
低栄養の患者さんに補助食品の提供や間食の提案等さまざまなアプローチをし、体重増加やAlb値上昇などがみられ栄養状態が改善したとき。栄養状態の経過を追うことが出きるのは回復期ならではです。
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04
入院期間が長いため患者さんとの信頼関係を築くことができ、コミュニケーションを取る機会も増えるため病前の食生活を細かく聞き取ることが可能である。入院期間が長いという回復期の特徴を生かし、生活背景を考慮した患者さんそれぞれに合ったアドバイスができたとき。
ここで身についたスキルや経験を教えてください
- 高齢者の栄養管理。回復期リハビリテーション病棟の管理栄養士としての専門的な知識(整形、脳疾患)。
- 食への探求心。コミュニケーション能力。
- 看取りケアに関する概念や、ケアについて学びや対応方法を深められる。
- 在宅復帰支援に向けた管理栄養士としてのスキル(嚥下評価、食事指導、HE同行等)や多職種連携について。
- 誤嚥性肺炎予防のための支援についての学び。
- 機能強化型認定栄養ケアステーションでの活動(キッチンカーでのイベント参加経験)。

働きやすいポイントがあれば教えてください
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POINT 01.
アットホームであり、多職種で声掛けを行いながら協力して働ける。 栄養分野以外の知識も習得できる。
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POINT 02.
グループ内の管理栄養士人数が多く、分からないことや利用者様についての相談ができる。
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POINT 03.
年間休日数も多く残業が少ないためライフワークバランスが取れる。 体調不良や、急な用事があってもお休みを頂くことができるところ。
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POINT 04.
1日の業務スケジュールを自分で立てるため自分のペースで仕事が出来る。
私の1日
8:30〜9:00
情報収集・申し送り
入退所者の情報収集・朝礼、夜勤者からの申し送り、1日の予定確認
9:00〜9:30
カンファレンス・評価
各階CCの出席、各評価
9:30〜11:30
測定、記録
体重測定、栄養スクリーニング・アセスメント・モニタリング、R4入力、昼食点検、各種会議
11:30〜12:40
嚥下評価、ラウンド
ミールラウンド(経口維持加算)、食事介助、各階ラウンド
12:40〜13:40
休憩
13:40〜14:00
ミーティング
昼礼
14:00〜
カンファレンス、レク、イベント
各階CCの出席、各評価、わくわくメニューやおやつレク・体験型イベント、記録、R4入力、計画書作成
16:30〜
検討
各種会議
17:15〜
情報共有
夕礼、記録
この職種の動画
未来の後輩へのメッセージ
部門長からのメッセージ~求める人物像
- 医療や栄養分野は日々進化し続けるため自ら学び新しい知識を習得することが大切です。そのため向上心があり自発的に学ぶ姿勢は求められると思います。また、多職種や患者さん、患者さんのご家族など幅広い世代の方と接する機会が多いためコミュニケーションをとるのが好きな人も管理栄養士に向いていると思います。