ベテランスタッフインタビュー

経験が紡ぐリハビリと介護の今

仲間とともに進化してきたリハビリの現場 17年の病棟勤務から地域リハへ——経験を力に変えて歩むこれから

理学療法士

D.M

D.M

interview 01

法人への入職のきっかけ、仕事・活動の中での印象深いエピソード

入職のきっかけは、多くのことを学べる場所だと感じたからです。スタッフが多く、回復期の幅広い疾患を経験できること、そして治療手技に偏りがなく、さまざまなテクニックを学べると思ったからです。
印象深いエピソードは、若手の頃に天狗になっていた鼻をへし折られた経験です。当たり前のことなのですが、技術も知識も上には上がいるということを“ガツン”と言われて、その時はすっごく悔しくて....でも、その経験で視点が広がったというか、視座を高めてもらえたのだと思います。他もいろいろありますが、災害支援やカナダ研修、17年勤めた病棟から訪問リハに異動して地域リハについて学ぶ機会を得たことも、自分にとって大きな転機の一つです。

interview 02

長年勤務スタッフが語る現場の変化

まず、リハビリスタッフの数が大きく増えました。私が入職してから約10年で、人数は2倍以上に増えました。環境面でも大きな変化がありました。かつてはPTとOTの間に距離があり、リハ室も別々、病棟でのリハビリも限られていました。現在はリハ室が統一され、病棟での介入が日常となり、チームで一人の患者さんを支えるスタイルへと進化しています。そうした中で、システム面の整備や多職種と協働して物事を進める力は、他施設の参考になるほど洗練されてきたと感じています。

interview 03

未来への展望・メッセージ

「上を目指す」というよりも、「前を見て、しっかりと進んでいく」ことを大切にしています。肩肘張らず、深呼吸しながら、自分のペースで歩いていく。そんなあり方が、今の自分には合っているように感じます。考えるよりも行動する方が好きなので日々の現場でも、「失敗しても笑って、また一歩進めばいい。」そんな気持ちで、利用者さんや仲間と向き合っています。これから、どのフィールドに立っても暮らしに寄り添った支援を続けながら、自身の成長と後輩の育成に力を注いでいきたいです。

創立60周年記念誌