9月に作業療法科で、VR(バーチャルリアリティ)機器を導入しました!
リハビリテーションの分野でも、仮想現実(VR)技術が取り入れられる時代となっています。当院で導入したこのVR機器は、バーチャル空間上に表示される対象物に向かって左右交互に手を伸ばす動作を繰り返すことで、脳内の情報伝達がスムーズになることが期待されています。また、歩行機能や上肢機能の向上、運動失調、痙縮、慢性疼痛の緩和が期待されるとの報告も学会や論文で見られています。
当院では、患者さんの機能の改善を目指し、日常生活動作や家事、復職、趣味の再獲得に向けたリハビリテーション機器の積極的な導入と研究活動を行っています。